HOME > 粉体輸送 > エアスライドコンベアー

エアスライドコンベアー

輸送効率ナンバーワン
粉体輸送にエアスライドコンベアー
エアスライドコンベアーとは…?
一般に、粉体中にエアーを通すと、粉体粒子間の凝集力が極めて少なくなり、粉体は液体のように流動します。
エアスライドは、この現象を利用し、状況に応じて異なりますが、一般的に7°~15°程度の勾配に設置されたケース内を重力によって上流から下流へ粉体を輸送するものです。
エアスライドは使用目的によって「密閉型」と「開放型」の2種類があります。
カタログダウンロード
粉体輸送用 クローズド エアロスライド(密閉型)   粉体輸送用 クローズド エアスライド(密閉型)
○ 適用粉体
セメント粉/フライアッシュ/微粉炭/コークス粉/炭カル/ソーダ灰/集じんダスト/鉄鉱石粉末/マンガン鉱粉末/リン鉱石粉末/珪石粉末/その他
 
× 不適当なもの
  • 粒度が大きく流動化しないもの
  • 吸湿性・付着性のあるもの
  • 残留層が腐敗してはならないもの

粉体の輸送方法

ターボブロアー等で発生した少量低圧のエアー(6KPa~8KPa)をエアロスライドの給気口から空気室へ送り込みます。空気室の両隣は密閉されていますので、エアーはキャンバス上へと吹き抜けて粉体粒子間に入り込みます。此れにより、粉体は凝集力をなくし、自重で下流へ流れ出します。
 

粉体の抜出方法

オープンエアロスライドをホッパー等の底部に7°~15°程度の勾配で設置します。その後、少量低圧(15KPa~25KPa)のエアーを給気口からエアロスライドに送り込みます。此れによりキャンバス上にある粉体が流動化し、自重で流れ出してホッパーの排出口からスムーズに抜き出せます。

エアスライドの構造

通気性のあるキャンバスを鋼板製の上下ケースで挟み込み、ボルトで組付けて密閉一体構造にしたものです。可動部・摺動部がないため、メンテナンスフリーです。定尺(3,000mmL)のケースを順次に接続してゆけば、傾斜が許す限り、輸送距離に制限はありません。
 

オープンエアスライドの構造

通気性のあるキャンバスを鋼板製のケースに組付け、一体構造としたものです。
※お引き合いの際は、下記条項をご連絡ください。
  • 輸送量または抜出量
  • 粉体名
  • 水分の有無
  • 比重
  • 粒度
  • 安息角
 
  • 吸湿性
  • 粉体湿度
  • 腐食性
  • 磨耗性
  • 発火性

動画で見る

粉体輸送 積込機械式
セメントやフライアッシュ・微粉体などの荷役設備です。
詳しく見る
  • ご相談窓口はこちら TEL:093-451-0390
  • お問い合わせ